美食学研究報告

日本料理の次世代への継承と、更なる発展。日本料理を未来に繋ぐ。

調理道具を大切に

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調理に使う道具の話

どうも、あとむら(@gastronomy_work)です。

前回は衛生観念についての話でした。

参考記事

今回は道具の扱いについて書いていきたいと思います。
簡単に言ってしまえば、「道具は大切に」ということなのですが、もう少し掘り下げようと思います。

仕事の第一歩は道具の扱い方からスタート

調理器具は数限りなくあり、1日の仕事で使う数だけでも膨大です。
一つ一つの道具の名前を覚え、使い方を覚え、片付け方はどうするのか。
それが調理の仕事を始めた人の第一歩目では無いかと思います。

まな板でも何種類もあり、材料や用途によって使い方も変わってきます。できるだけ早く使い分けができるようになるべきです。
生の魚介や肉類を扱ったときは雑菌が残りやすく、洗剤でよく洗って流水でしっかりと流す。

また道具にあった洗い方や片付け方というのもあります。
例えば、裏ごし器などは水気をよく拭いて、しっかりと乾燥させないとカビが生える原因になったりします。

パール金属 裏ごし器 15cm ステンレス アンテノア 日本製 D-3564

パール金属 裏ごし器 15cm ステンレス アンテノア 日本製 D-3564

料理を作るときに必要不可欠なもの

調理に使う道具の中で、包丁だけが自分のものです。
自分の包丁は何時間も時間を掛けて手入れをする人は少なくありません。
店のものであったとしても、まな板や鍋も自分が使う道具に変わりはありません。自分の包丁と同じように大切に扱わなければいけません。

料理を作る仕事をする上で、必要不可欠なものが2つあります。
それは「食材」「道具」です。これが無ければ、料理人という仕事は何も出来ません。

料理を仕事にするときは、この2つを大切にし、敬意を払うべきだと思います。

技術や知識や経験は全く必要ありません。

使い終わった道具は、所定の位置に必ず戻す。
道具ひとつの置き場所が変わってしまうだけで、働く人の仕事の流れに影響して、余計な仕事を増やしてしまうことになります。

また、道具を適切に扱うことは、モノの寿命にもかかわってきます。
壊れたら新しいものを買えばいいという考え方では、誰もあなたのことを信頼する人はいなくなるでしょう。


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