美食学研究報告

日本料理の次世代への継承と、更なる発展。日本料理を未来に繋ぐ。

調理の仕事に衛生観念は必修科目!!

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衛生観念を身につける

どうも、あとむら(@gastronomy_work)です。

人が食べるものを扱うという仕事柄、衛生観念は飲食店で働く全ての人に必須です。

食中毒を起こすことは、働いているお店に取って致命傷です。これは絶対に避けなければいけません。

食中毒を起こさないまでも、不衛生な店というのは、お客様が快適な時間を過ごすことが出来ません。

「あそこのラーメン屋、店は汚いけど、味はいいんだよー。」なんてことを言う人がいますが、店が汚い時点で飲食店として失格だからな!

料理人として働く為に大切なこと

というわけで、衛生という視点で調理師として大切なことをまとめてみました。

制服や制帽は常に清潔なものを!

仕事中は制服や決められた服装をしています。
仕事をしていたら汚れることもあるかと思います。
汚れの目立ったものは、すぐに着替えましょう。

また、着こなし方もだらしなく見えないようにしましょう。
汚れが無くても、制服の着方や制帽の被り方で、泥臭く見えてしまう人もいます。
鏡で確認して、しっかりとスマートに着るようにしてください。

頭髪は短く!

お店によって様々かもしれませんが、基本的に頭髪は短く整えておくのが良いでしょう。
長髪の場合も、きちんと整えておく。
調理中は髪の毛に触らない。しっかり意識しましょう。

ヒゲは剃る!

これも業種によるかもしれませんが、基本的にヒゲは剃りましょう。
ヒゲが濃いようならフラッシュ脱毛しましょう。

爪は短く!

手の爪は短く切り揃えましょう。
爪の間にはゴミが入りやすく、長ければ不衛生です。

入浴は毎日!

仕事で疲れているかもしれませんが、そのまま寝てしまわずに、きちんと入浴しましょう。
自分自身の汚れに敏感になりましょう。

睡眠はしっかり取ろう!

何よりも健康第一です。
睡眠がしっかり取れてないと、集中力は低下し、仕事のミスも多くなります。
また、顔色が悪いと実際の能力よりも、手際が悪く見えてしまうものです。

調理場や調理道具は常に清潔に

調理場の掃除も大切な仕事の一つです。
乱雑な調理場では段取りも悪くなり、いい料理が生まれるとは思えません。
道具は使ったら洗う。元の場所に片付ける。
基本中の基本です。
この習慣をしっかりと身につけておくと、将来的に独立したときに役に立つかと思います。

まとめ

「おもてなしの第一歩は掃除から」という言葉もあります。

掃除の仕方は店によって様々であり、掃除の仕方は全ての仕事の段取りに繋がっています。
私の働いてきた経験から見ても、衛生観念のしっかりした店は、いい料理を作っていることが多いです。

しっかりした衛生観念を身につけること、これは料理人として上を目指ざそうと思ったら必修科目です。
正直に言って、料理の技術は努力次第で誰でも身につけることが出来ます。
衛生観念は意識していないと身につけることが出来ません。
飲食店で働くときは、意識して衛生観念を身につけていってもらいたいと思います。

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