美食学研究報告

日本料理の次世代への継承と、更なる発展。日本料理を未来に繋ぐ。

【プロが教えるレシピ!】超簡単!『昆布の佃煮』の作り方

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どうも、美食学研究員 あとむら(@gastronomy_work)です。

実山椒の取れる季節になりました。

この時期になれば、毎年自宅で昆布の佃煮を焚きます。
めっちゃ簡単に作れて美味しいです。
今回はレシピを紹介します!

それでは、早速作っていきましょう。

超簡単!『昆布の佃煮』の作り方

材料

材料

  • 昆布 40グラム(乾燥した状態)
  • 水 700cc
  • 山椒 40グラム(お好みで調節してください!)

【調味料】

  • 酒 50cc
  • みりん 50cc
  • 砂糖 50グラム
  • 醤油 50cc

調味料の割合は【1:1:1:1】です。
めっちゃ簡単ですね。

作り方

1.昆布を水に浸ける。

まずは昆布を水に浸けます。

昆布は四角にカットしたものが売ってますので、それを使いましょう。
圧倒的に時間の短縮になります。

昆布40グラムに対して、水は700ccほど。
ひたひたになるぐらいまで水を浸けます。

だいたい1時間〜3時間ぐらいで昆布が戻ってきます。
長く浸けておく分には問題無いので、前日の夜に浸けておけば、待ち時間無く調理出来ます。

2.実山椒を掃除する

実際の作業は山椒の掃除から。
枝を切って実を外します。


ご家庭で使う場合は、少々枝が残っても気にしなくてOK!
ガンガン掃除していきましょう、

3.火にかける!

1で浸水させていた昆布を火にかけます!

このとき、水は一晩経って出汁が出ています。
これは旨味の塊ですので、絶対に捨てないように!
そのまま火に掛けましょう!

今回は土鍋を使って焚きました。
土鍋を使うと、芯までジワッと熱を入れることが出来て、柔らかい仕上がりになる効果があります。
勿論、土鍋が無ければ普通の鍋で大丈夫です。


強火で加熱して、沸騰したらアクを取り、 弱火にします。
加熱時間は5分〜10分ほど。
昆布が柔らかくなってくればOKです!

4.【調味料】と山椒を加える

調味料を加えます。

  • 酒 50cc
  • みりん 50cc
  • 砂糖 50グラム
  • 醤油 50グラム

調味料を入れてから山椒も入れます。

5.汁気が無くなるまで煮詰める

あとは汁気が無くなるまで、弱火でじっくりと煮詰めます。
焦げないように、時々かき混ぜてください。

基本的には放っておいて大丈夫です!

1時間ぐらい弱火で焚くと煮汁が無くなってきますので、これで完成です!

あとは盛り付けて食べましょう!
是非、ご飯と一緒に食べて欲しいですね!

山椒が多めで醤油は少し薄めの味付けです。
個人的に、白いご飯にはベストの組み合わせです!

『昆布の佃煮』を作るときのコツは?

ポイントは昆布を水でしっかりと浸けるところです。

市販のものよりも柔らかく仕上がって美味しいですよ!

保存の方法は?

タッパーや密閉容器に移し替えて、冷蔵庫で保存します。

出来るだけ空気に触れないように、ラップをベタっとくっつけてください。

だいたい2週間ぐらいは日持ちしますよ!