美食学研究報告

日本料理の次世代への継承と、更なる発展。日本料理を未来に繋ぐ。

滋賀県の日本酒「松の司」きき酒会に参加しました!

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「松の司」きき酒会!

どうも、あとむら(@gastronomy_work)です。

滋賀県の日本酒「松の司」のきき酒会に参加してきました!

なんと今年で34回目

会場は滋賀県の草津市。
クサツエストピアホテルです。
JR草津駅から徒歩5分ほどです。
最近はこの会場を使われてることが多いようですね。



会場は結構広いです。

単に「松の司」と言っても多様なラインナップ


単に「松の司」と言っても、色んな種類があります。
今回は無料で試飲できる物が14種類+有料試飲4種の全18種類のラインナップでした。


有料試飲は1種類300円です。


色んな種類がありますが、それぞれ違った味わいです。
個人的な感覚ですが、「松の司」は香、酸味、旨味(甘味)のバランスが良く、とても美味しいです。

米の産地で変わる味わい

今回、一番面白いと思ったのはこれです!

「竜王山田錦」、通称「ブルー」と呼ばれる品種です。
少しわかりにくいですが、ラベルの横に書いてある「加与丁」「橋本」「山中」というのは、山田錦という米の取れた場所です。

普段、お酒屋さんで売っていたり、飲食店で提供されたりするものは、これらをブレンドしたものですが、今回は別々に醸造されたものを飲ませていただきました。

同じ精米、醸造方法で作っていても全く別の味わいで、日本酒作りの難しさ、奥深さを感じました。
ワインなどでも、ブドウの獲れる地域の気候や土壌で味が変化しますが、日本酒も同じことなのだということが良く理解できます。
料理についても、「素材の差」が「完成品の味の差」になるというのは同じ事が言えるかもしれませんね。

仕込みに使う水も美味


「松の司」で使われている仕込み水、硬度32mg/Lの軟水。ph7.6。
非常に美味しい水でした!
美味しいお酒に美味しい水は不可欠ですね。

参考記事

お土産コーナー



こちらはお土産コーナー。


「松の司 楽」を使った生チョコレート。
近江八幡のお菓子屋さん「アンデケン」とのコラボです。

ほんのりと松の司の香りがして美味しかったです。

まとめ

きき酒会や試飲会というものに参加したのは今回初めてだったのですが、物凄く勉強になりました。
正直に言うと、日本酒は(ある程度のレベルになると)高価なものが美味しいとは限らないのが面白いところですね。

こういう機会があれば、次も参加したいと思います。
「唎酒師(ききざけし)」の資格なども勉強してみても面白そうです!

ゼロから分かる!図解日本酒入門

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